もし身近な生物がいなくなったら・・・
1.タヌキがいなくなったら・・・

[生態系におけるタヌキの役割]
雑食性による食物連鎖の安定化
- タヌキは果実、昆虫、小動物、腐肉などを食べるため、種子散布(植物再生)や死骸処理(病原体抑制)に貢献。
特に果実を食べて糞で種子を広げることで、森林再生に寄与。
中型捕食者としての調整機能
- ネズミや昆虫などの個体数を調整し、農業害虫の抑制にもつながる。
生態系のバランス維持に不可欠な「メソプレデター」。
[もしタヌキがいなくなったら・・・]
- 植生回復の遅れ → 他種への影響
- 食物連鎖の不安定化 → 生態系サービス低下
2.ミツバチがいなくなったら・・・

[生態系におけるミツバチの役割]
花粉媒介による植物の繁殖支援
- 花の蜜や花粉を集める過程で、花粉を別の花に運び、受粉を助けます。
これにより、多くの野生植物が種子を作り、増えることができます。
生物多様性の維持
- 多様な植物の結実を助け、それを食べる昆虫や鳥、小動物が集まる豊かな環境を作り出します。
農業・食料生産への貢献
- リンゴ、イチゴ、メロン、カカオなど、世界の多くの作物(農作物の約7割以上とも言われる)の受粉を担い、私たちの食料供給に不可欠です。
[もしミツバチがいなくなったら・・・]
- 多くの植物が実を結べなくなり、それを食べる動物たちも食料を失います。
- 私たちの食卓から多くの農産物が消え、食料難につながる可能性があります。